2016年9月30日金曜日

国際文化研修〈台湾〉10日目

朝5時に高雄のホテルを出発、高雄空港から成田へ。お昼前に成田空港に到着。おつかれさまでした。
今回の文化研修で訪問した大学は、真理大学、台北城市科技大学、淡江大学に行きました。高雄餐旅大学にも行く予定でしたが、台風の影響で大学が休校になってしまったため行くことができませんでした。

台湾に行って最初に行った大学は真理大学でした。真理大学では、日本の文化クイズと交流をすることができました。時間の都合上、グループで作成したクイズを全部やりきることができなくて残念でした。台湾の学生たちが楽しそうにクイズに参加してくれたので、質問している側も楽しかったです。

他の大学では交流することしかできなかったです。どの大学も私たちを暖かく迎え入れてくれました。交流する時間は短かったのですが、すぐに仲良くなることができました。

(国際文化学科1年、村井)
私は初めて台湾に行きました。思っていた以上に暑くて体調の管理を心掛けていました。

大学見学では自分たちが用意した発表を台湾の生徒が一生懸命に見ていてくれたのが印象的でした。台湾の生徒はとても日本に興味があるんだなと感じられる大学見学でした。

また機会があれば台湾に行って私も台湾の生徒に日本語を教えたいと思いました。

食べ物に関しては人それぞれ合う合わないがありたいへんのこともありましたがこう日本に帰ってきたら少し恋しくなるところもありました。

今回の研修はたくさんに人とコミュニケーションもとれて楽しい研修になりました。

(国際文化学科1年、内山)
今回の台湾研修ではコミュニケーション力はもちろん語学力はかなり上がったんではないかと思います。普段の生活の中であまり使うことのない英語はもちろん教えていただいた中国語をお店に入る時や学生たちと交流する時、また道を尋ねる時などいろんなところで使うことができてすごくいい経験ができたなと思います。

また、中々交流ができない台湾の学生ともたくさん交流することができました。美味しいご飯を食べに行ったり、お店に行ったり趣味の話をしたりなどすごく楽しい時間を過ごすことができました。

台湾の学生はとても親切で暖かい人たちでした。初めての交流だったのですごく緊張していた部分があったのですがすぐに打ち解けられてよかったです。

台湾の学生は本当に日本語が上手だったので私も負けじと中国語を学んで機会があればもっと深く交流できたらいいなと思います。

(国際文化学科1年、山口)

2016年9月29日木曜日

国際文化研修〈台湾〉9日目

美濃民俗村で、紙傘(ガイドさんによれば「油傘」)の絵付け体験。台風の影響か、客が私たちしかいず、昔の街並みを歩くことができません。客家文物館というのもだいぶ離れた場所のようで、客家文化の見学があまりできなかったのが非常に残念でした。昼食は、客家料理のレストラン。



客が、私たちしかいない…


午後は屏東県の原住民族文化園区へ。ここも台風の影響で前日まで閉園していたようで、屋内展示の見学のみだったのが残念でした。16の民族をテーマにしたショーは、なかなかに華やかなものでした。それだけに、先住民族の文化伝統の存続や継承についても考えさせられる施設でした。日本も含め、世界共通の問題ですね、きっと。

バスで山を登って着いた原住民族文化園区
台湾には16もの原住民族がいる

各民族の衣装や道具などを展示。人形も多用

海の民族の展示前で記念撮影
ドアも壁もないバスで園内を移動。崖も橋もあり、台風で木が倒れている場所も。


大きなホールに着きました
 
ショウの始まりは、16民族の挨拶の言葉を紹介。

打楽器演奏あり、
歌あり踊りあり、
オペレッタあり、

華やかで楽しいショウでした
29日は高雄の郊外研修をしました。まず初めに美濃民俗村というところで台湾伝統の小さな傘に絵をつける体験をしました。普通の傘の布の部分が紙でできている傘で、そこに絵を描くというのは貴重な体験でした。

次に三地門原住民文化圏区に行きました。資料館では日本では見たことのない道具やアクセサリーがたくさん飾ってあり、一つ一つの構造に驚きがありました。その後、原住民族のショーが見られる施設に行きました。お客さんと一体になってショーが楽しめる構成になっていて原住民族の資料を見るだけでなく、見て楽しむという方法で文化を学べたのは良かったと思います。



(国際交流学科2年、根本)
9月29日は美濃民族村と三地門原住民文化圏区に行きました。

美濃民族村は美濃の文化や歴史を学ぶことが出来る場所です。ここでは伝統とされて受け継がれている油傘を作りました。海外の伝統的な物を作る機会はめったにないので、とても良い経験になりました。

三地門原住民文化圏区は台湾の民族の歴史や生活様式を表した展示物があったり、それぞれの民族の伝統的なファッションや歌、ダンスを見学することが出来るショーが行われていました。台湾の民族の種類を知ることが出来たり、あまり知ることが出来ない伝統的なファッションや歌、ダンスを見ることが出来てとても勉強になったし、今まで知らなかったことを知ることができ良かったです。

(国際交流学科2年、山口)

2016年9月28日水曜日

国際文化研修〈台湾〉8日目

14時から高鐵(台湾の新幹線)が運行再開し、14時半の高鐵で高雄に向かえることになりました。


それにしても、高雄のライブ映像がこれで、明日訪れる予定の「美濃地區一度水淹及胸」…う~ん、なんだか心配です。

淡水のホテルにて、コミュニケーション・インターンシップのグループと一緒に
新幹線移動もバタバタで、すっかり疲れちゃいました
16時過ぎに左營駅に到着。高雄餐旅大学の王先生が迎えに来てくださいました。今晩からの旅程は、コミュニケーション・インターンシップのグループと別々になります。

2016年9月27日火曜日

国際文化研修〈台湾〉7日目

台風梅姫(Megi)襲来。台湾の真ん中を横断するので、北から南まで暴風圏に入りました。昨夜9時の時点で、翌日大学は休講、鉄道は運休と決まりました。

今日は午前中に台北城市科技大で台湾語講座、午後に高雄に移動の予定でしたが、不可能になりました。幸い、滞在中の淡水のホテルに延泊することができました。

午後からは外に出ることもできない暴風雨となり、食事はホテルの方にピザを買ってきてもらってしのぎました。台北市内は断水で、淡水のホテルでも「バスは使わないで」と言われました。

2016年9月26日月曜日

国際文化研修〈台湾〉6日目

台北城市科技大学にて、劉先生による台湾語講座。


大学の学食で昼食。台北城市科技大の学食は、ショッピングモールのフードコートのようになっていました。午後はコミュニケーション・インターンシップのグループの授業を見学。

台北城市科技大学(根橋)

今回私は三つの大学に訪問しました。その中でも台北城市科技大学について書きたいと思います。台北城市科技大学は日本とは違い、より専門的に学べるようにたくさんの学部学科に分けられていました。この大学では、コミュニケーションインターンシップの方の授業見学と中国語講座を行いました。授業見学の方では実際にゲームに参加してお手伝いをすることができました。生徒さんたちはみんな楽しんでゲームを行っていました。また、コミュニケーションを取ろうと日本語で一生懸命話しかけてくれたりしたことが何より一番嬉しかったのと思い出に残りました。中国語講座も先生が優しく面白く教えてくれたのでさらに中国語を頑張ろうとも思えるようになりました。


(国際交流学科2年、根橋)

2016年9月25日日曜日

韓国留学報告〈台湾〉5日目

台北市内の故宮博物院、忠烈祠、中正紀念堂、龍山寺を見学しました。


故宮博物院では、清朝の翠玉の白菜と赤い石の肉の彫刻が人気らしく、それらが貸し出されていることをガイドさんは残念がっていました。が、実は白菜は日本に来たばかり。それらを見なくとも、故宮の宝物は青銅器、唐三彩、宋の青磁、明の青花、五代・宋元画と豊富にあり…

しかしこれらは、台湾ではなく中国の名品です。なぜそれがここにあるのか、ことの正邪は簡単に決められませんが、文化研修であるからには、その意味を考える必要はあるでしょう。

昼食は台北市内のバイキング形式のレストラン。BBQは肉や野菜を好みで取り合わせ、調味料もかけておいて、それを調理場で焼いてもらうという方式でした。

忠烈祠では午後3時の衛兵交替を見学。一糸乱れぬ独特の行進は、一種のショウのようで観光客がさかんに写真を撮っています。もちろん私たちも。しかしこの施設の意味を考えると、能天気にカメラを構える自分に対して複雑な気持ちになります。



中正紀念堂も然り、歴史の復習が必要です。ここでも白い服の衛兵交替がありました。

龍山寺は、日本の仏教寺院とはかなり雰囲気が違います。横浜の関帝廟に似ていないこともないと思ったら、関羽も祀られているのでした。

龍山寺にて、参拝の仕方を習う。手前は供物台、画面左奥に七神仏の小堂が横に並ぶ

市内のお土産屋さんで、台湾茶の試飲とお菓子の試食
9月25日の午後は忠烈祠と中正紀念堂、龍山寺に行きました。

忠烈祠は戦争で亡くなった人達を祀っている神社のような場所です。ここでは兵隊の行進を見ることが出来ました。初めて兵隊の行進を見ることが出来て、とても貴重な経験になりました。

 
中正紀念堂は中国の初代国家元首である蒋介石の歴史が学べる場所です。私は研修に参加する前まで蒋介石のことをあまり知りませんでした。しかし、この場所に行って蒋介石の生い立ちや歴史を知ることができ、勉強になりました。

龍山寺は台湾のお寺です。海外のお寺に行ったのは初めてで、参拝の仕方が分からなかったのですが、実際に参拝をしてみて、日本との違いを学ぶことが出来ました。



(国際交流学科2年、山口)

故宮博物院(根橋)

郊外研修で故宮博物院に見学に行きました。故宮博物院は、古代の中国の人工品や美術物などが多く所蔵している。ここでは、みんなイヤホンをしてガイドさんの説明を聞きます。ここでは見たことない陶芸品など多くあり、不思議なものもあれば惹かれるものもたくさんありました。たくさんありすぎて短時間ではすべて見ることができませんでした。また台湾に行く機会があったら是非一日かけてでもいいので中国の歴史的な陶芸品や美術品を見に行きたいと思いました。



(国際交流学科2年、根橋)

25日の午後は忠烈祠と中正紀念堂、龍山寺に行きました。忠烈祠では陸軍の行進を見学しました。間近で軍隊の行進を見たことがなかったので、とても感動的でした。




次に中正紀念堂に行って、蒋介石の歴史を学びました。歴史の教科書でしか知らなかったこと以外の詳しい人物像を学ぶことができました。また、この建物は日本にはない建物だったので初めて見たときは驚きました。

最後は龍山寺に行きました。日本のテレビ番組で一度見たことがあったのですが、テレビで見るのとは違って実際に行ってみるとより歴史を感じられました。

そして、龍山寺独特の長い木の棒(線香)を使ってお参りをしました。台湾の文化を身を
もって体験することで、教科書で学ぶこと以上に大事な経験が出来ました。

(国際交流学科2年、根本)

2016年9月24日土曜日

国際文化研修〈台湾〉4日目

4日目の郊外研修は東北海岸、金山老街、野柳公園。猛暑の中をよく歩きました。

昨日行った九份は、この地図の右下あたり

ガイドさんに、行程の説明を受けます
海沿いの道の反対側を見ると、
 
山が迫っています。台湾的風景

廟でしょうか。異国的だが、沖縄に近いものも感じます

海岸沿いだけど山道。台湾の気候に合わせて帽子・日傘・サングラスを持ってくるべきでした。歩ける靴も。
食堂で昼食。海沿いのせいか海鮮料理が多く、1階の水槽には大エビが踊る。お刺身まで出たのにはびっくり


猛暑の金山老街を歩く。横浜の元町中華街よりずっとディープな雰囲気。日本にはない、むせかえるような肉の匂い?ここも観光地だが、街の歴史を調べるべし

奇岩のテーマパークのような野柳地質公園

女王様に見えると人気の岩

広いです
「女王様の頭部」「豆腐岩」「天女のスリッパ」等々、観光と保護の両立のため?奇岩テーマパークのようになっていますが、広大な公園一帯の眺めはまさに奇観。日本にも「ゴジラ岩」なんて呼ばれる岩がありますが、「○○に見える!」と楽しむのは万国共通のようです。

郊外研修(石井)

9月24日は東北海岸を歩きました。二色湾を歩き、鼻頭、龍洞湾岬をのぞみ、野柳国家風景区、金山老街を散策しました。炎天下の中、山に行き階段をたくさん上ってすごく疲れました。海にも行きましたがとても綺麗でした。韓国人観光客がとても多かったように思います。夜は台北のホテルに泊まりました。地下街に行き夜ご飯を食べました。とても良い経験になりました。

(国際文化学科1年、石井)
東北海岸・二色湾・鼻頭・龍洞湾岬:海岸はとても美しかった。階段の登り降りが多く長かったが、綺麗な景色が続いていた。二色湾は綺麗に二色に分かれており、美しかった。

金山老街・野柳地質公園:金山老街では歴史的な建物があり、市場があり人で賑やかだった。そこで初めて臭豆腐の臭いを知り、とても表現できる臭いではなかった。ガイドさんによると癖になる味と言われて食べてみたが、そこまで美味しいとは感じなかった。野柳地質公園では、神秘的な形をしている岩があるところだった。女王の頭や、カバの形をしたもの、キノコの形など様々なものがあった。もっと様々な形もあって見ていて面白かった。

(国際交流学科1年、花澤)
二十四日の午後に訪れた金山老街は、お店が立ち並ぶ幅の狭い道に、溢れる程の観光客と地元の人がいたり、お店からは食べ物の匂いや漂ってきたり、子供たちが遊具で遊ぶ音が聞こえてきたりして、とても活気がありました。



野柳風景特定区の野柳地質公園は、有名な『女王頭』などの、自然が作り出した不思議な形の岩々を、様々な国の観光客が一目見ようとやってきていました。女王頭はいずれ風化で崩れてしまうとの話なので、そうなる前に一人でも多くの観光客に見て貰えればいいなと思いました。



(国際文化学科3年、金子)